テレワーク実施率14.8%で過去最低 中小企業で「オフィス勤務回帰」の動き活性化[2024/02/07 15:50]

 新型コロナウイルスの感染対策で広まったテレワークを現在、実施している人の割合が14.8%と過去最低になったことが調査で分かりました。

 日本生産性本部が今年1月に実施した調査によりますと、自宅などからテレワークをしている人の割合は14.8%でした。

 新型コロナウイルスの5類移行後に行われた去年7月の前回の調査15.5%から、さらに0.7ポイント低下し、2020年の調査開始以来、最低となりました。

 従業員数が1000人を超える大企業では、およそ3割と前回と比べて増加したものの、従業員数が1000人以下の中規模・小規模企業でのテレワーク実施率がそれぞれ低下したことで全体を押し下げました。

 日本生産性本部は、感染対策として一時的にテレワークを取り入れていた企業が「オフィス勤務へ回帰する動きをより活発化させたことが主な要因」とみています。

画像:アフロ

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