「糖質カット炊飯器」に合理的根拠なし 消費者庁がニトリなどに景品表示法の措置命令[2024/02/08 21:16]

 「糖質カット」をうたった炊飯器について、消費者庁は景品表示法違反で家具日用品大手の「ニトリ」など4社に再発防止などを求める措置命令を出しました。

 札幌市のニトリ、東京のAretiとリソウジャパン、AINXは糖質カット炊飯器について「いつものご飯が低糖質でおいしくヘルシーに」などと表示し、通常の炊き方で糖質を33%から59%低減できるかのような宣伝をしていました。

 消費者庁が根拠の提出を求めたところ、合理的なものは提出されなかったため、景品表示法の「優良誤認」にあたるとして、再発防止などを求める措置命令を出しました。

 ニトリを含む4社は「真摯に受け止め、再発防止に取り組んで参ります」などとしています。

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