日経平均株価3万7000円台 決算好調、米株高で高値更新[2024/02/09 12:00]

 東京株式市場の日経平均株価が3万7000円台となり、バブル期以降の最高値をおよそ34年ぶりに更新しました。

 (経済部・小林里咲記者報告)
 好決算が続く日本の企業に海外の投資家の注目が集まり、期待感から連日の高値更新となっています。

 今週は日本企業の決算がヤマ場を迎え、好決算が相次ぎました。これが日本企業への期待へとつながり、日本株の上昇の大きな要因となっています。

 ニューヨークダウが史上最高値を更新するなどアメリカ市場の株高が続いていることも日本株を押し上げています。

 円相場は1ドル=149円台の円安水準となっていて輸出関連企業の追い風となっています。

 市場関係者からは、今後多少の上下はしながらも日経平均は堅調に推移していくとの見方が強く、まずはこの春闘での賃上げの動きを受けて春ごろに3万8000円を更新するという見方もあります。

 1989年末につけた過去最高値の3万8915円も今年中に更新するのではというさらなる期待感が広がっています。

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