農水大臣がアフリカ豚熱にあらためて危機感 春節前に対策強化[2024/02/09 13:04]

 10日からの春節を前に坂本農水大臣は日本ではまだ感染が確認されていないアフリカ豚熱について改めて危機感を示し、対策の強化を明らかにしました。

 アフリカ豚熱はアジアでも徐々に感染が拡大していて、今年1月には日本に近い韓国・釜山で感染が確認されています。

 有効性が認められたワクチンがないこともあり、坂本農水大臣は観光客の増加が見込まれる春節を前に「ひとたびウイルスが侵入すれば畜産業が大打撃を受ける」と改めて危機感を示しました。

 国内への侵入を防ぐため水際検疫を徹底的に強化し、畜産物や人に付着したウイルスの持ち込みを全力で阻止すると強調しました。

 万が一発生した場合も想定し、拡大を防ぐための体制作りや準備も進めているとしています。

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