イトーヨーカ堂が北海道、東北、信越から撤退へ 首都圏中心の体制移行へ[2024/02/09 21:32]

 流通大手「セブン&アイ・ホールディングス」傘下のスーパー「イトーヨーカ堂」は北海道、東北、信越から撤退すると発表しました。

 撤退するのは北海道の6店舗、青森、岩手、宮城、福島の8店舗、新潟、長野の3店舗の合わせて17店舗です。

 今年の春以降に順次、閉店させるということです。

 そのうち完全に閉店するのは5店舗で、残りは食品スーパーの「ロピア」を運営する会社などに事業を承継します。

 セブン&アイはイトーヨーカ堂を首都圏を中心とした体制に移すため、2026年2月末までに33店舗減らす方針を示していました。

 イトーヨーカ堂は3年連続で最終赤字となっていて、直営のアパレル事業から完全撤退するなど構造改革が続いています。

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