都心で「空飛ぶクルマ」実証実験 客乗せたヘリ運航し課題抽出[2024/02/11 12:23]

 次世代の交通手段として開発が進む「空飛ぶクルマ」の実用化に向けた課題などを確認するため、ヘリコプターを使った実証実験が都内で始まりました。

 実証実験は、都心と臨海部を結ぶルートで行われます。

 都心側の発着点は東京駅前の高層ビルで、一般から公募した乗客を乗せたヘリコプターが、江東区の青海や新木場との間をおよそ15分で結びます。

 運賃は1万7600円です。

 実施する三菱地所などは都心で運航する際の流れや音・風の影響などを検証するほか、乗客の意見を航路や価格設定などに生かしたい考えです。

 実際の空飛ぶクルマを使った実証は、早ければ2024年度中に行うことを目指します。

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