原発の『核のゴミ』文献調査報告書の原案 NUMOが提示[2024/02/13 14:38]

 原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物いわゆる“核のごみ”の最終処分地選定で北海道で行われてきた、「文献調査」の報告書原案がまとまり、次の段階の調査候補地が示されました。

 最終処分地の選定を巡っては、全国で初となる第1段階の「文献調査」を北海道の寿都町と神恵内村で、NUMO=原子力発電環境整備機構が進めてきました。

 報告書の原案では、寿都町の全域と、神恵内村では火山である積丹岳から半径15キロメートルを除いた南端の地域が、現地でボーリングなどを行う第2段階の「概要調査」候補地として示されました。

 今後は、経済産業省の作業部会などでの議論を踏まえて正式に取りまとめられます。

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