内閣府が発表した去年10月から12月のGDP=国内総生産の実質成長率は、2四半期連続のマイナス成長となりました。また、2023年の名目GDPはドイツに抜かれ世界4位に転落しました。
去年10月から12月期の実質GDPの伸び率は年率換算でマイナス0.4%でした。マイナスは2四半期連続です。
GDPの半分以上を占める個人消費は、冬物の衣類や外食の消費が振るわなかった影響で、3期連続のマイナスとなるマイナス0.2%、企業の設備投資もマイナス0.1%でした。
輸出は外国人観光客の消費などが影響して2.6%のプラスでしたが、全体的に内需の弱さを示す結果となりました。
また、去年1年間の名目GDPはドル換算で4兆2106億ドルとなり、ドイツに抜かれて世界第4位に転落しました。
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