東海道・山陽新幹線の出張で「CO2実質ゼロ」化 4月から法人サービス開始[2024/02/15 18:19]
東海道・山陽新幹線での出張の際に、二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするサービスが4月から始まります。
対象はJR東海、JR西日本と有料会員制のインターネット予約サービスの提供契約を結んでいる企業など法人です。
サービスでは、使用電力が太陽光や風力などで発電されたことを証明する「非化石証書」をJR東海と西日本が購入します。
契約企業は社員らの出張時に追加料金を支払うと、CO2の排出量がゼロであることを示す証書が2社から発行されるということです。
追加料金は、東京から新大阪の利用で1人あたり片道数十円程度を見込みます。
大手企業を中心に移動によるCO2排出を減らす動きが進んでいますが、2社と連携してサービスを構築した医薬品大手の「アストラゼネカ」が第1号で契約し、4月から開始するということです。