新宿の飛び出す巨大ネコ 見た人の年代や性別などをAI解析し広告費用対効果を可視化[2024/02/20 15:53]

 東京・新宿の大型ビジョンに映る大きな3Dネコ。ただ飛び出すだけでなく、AI(人工知能)を使って自分の姿を見た人の年代や性別などを解析しているということです。

 多くの人が見上げているその先にいるのは巨大な3D三毛ネコ。

 新宿駅東口のスクランブル交差点で信号待ちや待ち合わせをする人など約20万人が毎日、目にしている有名なネコです。

 実はこのネコ、内部カメラで15秒ごとに交差点にいる人を撮影し、AIを使って映像を見た人の数や性別などの情報を解析しているそうです。

 これにより、ビジョンに流れる広告の費用対効果をリアルタイムで可視化できるようになったということです。

 解析に使われた画像は自動で消去されます。

 運営会社によりますと、今後は手を振る人にネコを反応させることも検討しているそうです。

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