1月の貿易収支は2カ月ぶりの赤字 赤字幅は前年より半減[2024/02/21 10:21]

 1月の貿易収支は2カ月ぶりの赤字になりましたが、自動車などの輸出の増加とエネルギー価格の落ち着きなどを背景に、赤字額は過去最大だった1年前から半減しました。

 財務省が発表した1月の貿易統計速報によりますと、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1兆7583億円の赤字でした。

 赤字は2カ月ぶりですが、赤字幅は比較可能な1979年以降で最大だった1年前の半分程度になりました。

 輸出は、自動車関連が半導体不足の解消などにより大きく伸びたほか、半導体製造装置も3割近く増加し、1月としては過去最高の7兆3327億円でした。

 輸入は、エネルギー価格が下落したことから、1年前よりおよそ1割減少しています。

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