日経平均3日続落 米半導体大手決算前に様子見[2024/02/21 16:41]

 日経平均株価は先週末、終値の史上最高値の3万8915円まであと50円まで迫りましたが、21日は値を下げ、今週に入って3日連続の値下がりとなりました。

 21日の東京株式市場日経平均株価は前日のニューヨーク市場で半導体関連株を中心に株価が値下がりした流れを受けて取引開始直後から下落し、一時250円以上、値を下げました。

 日本でも半導体関連株の利益確定売りと押し目買いが交錯し、20日より101円安い3万8262円で取引を終えました。

 22日早朝にアメリカ半導体大手の決算を控え、市場ではその結果を見極める姿勢が強まっているとみられます。

 市場関係者からはアメリカの半導体大手が好決算だった場合に1989年12月29日に付けた史上最高値の更新を予想する声も上がる一方で、決算の結果が期待を下回れば株価を下げる可能性もあるという慎重な見方も出ています。

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