1月の訪日外国人268万人 8カ月連続で200万人上回る[2024/02/21 17:04]

 今年1月に日本を訪れた外国人は268万人余りで、8カ月連続で200万人を超えました。

 日本政府観光局によりますと、先月の訪日外国人の数は去年の約1.8倍となる268万8100人でした。

 能登半島地震の発生後に東アジアからの旅行を中心に一部がキャンセルされたものの、新型コロナウイルスの感染拡大前とほぼ同じ人数で8カ月連続で200万人を超えました。

 台湾やフィリピン、アメリカなどからの旅行者が数字を押し上げていて、調査した23の国や地域のうち韓国、台湾、オーストラリアでは1964年の調査開始以来、月別では過去最高でした。

 中国からの旅行者も2019年と比較して55.1%まで回復し、初めて5割を超えました。

 一方、先月出国した日本人は83万人余りで、去年の夏以降、コロナ前の6割前後で横ばいが続いています。

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