日本郵政とJR東が連携強化 駅の地域拠点化やゆうパック取り扱いで[2024/02/21 19:14]

 日本郵政グループとJR東日本グループが都内で共同記者会見を行い、地域コミュニティーの弱体化や労働力不足といった社会課題に向けて互いに連携を強化すると発表しました。

日本郵政 増田寛也社長
「郵便局や駅自体のお客様が減少するという現実に直面しています。そうした状況において郵便局・駅の地域コミュニティー拠点化に取り組んでいきたいと考えております」

 日本郵政グループとJR東日本によりますと、これまでにも進めていた無人駅と郵便局の施設や業務の一体化を今後さらに3つの駅で進め、地域コミュニティーの拠点化を目指します。

 また、駅のロッカーでゆうパックを受け取れるサービスを導入して再配達の負荷を減らしたり、ゆうちょ銀行とSuicaを連携させたサービスを導入したりするなど5つの項目を柱に連携策を推進していくとしています。

 郵便局と駅は地方の人口減少や物流の2024年問題によるドライバー不足といった共通の課題を抱えていて、お互いが持っている資源やノウハウを最大限活用したい考えです。

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