国内初 小学生が睡眠データ分析する授業 パジャマにAI搭載装置[2024/02/23 15:43]

 AIが搭載された装置を使って小学生が自分の睡眠データを取得して改善に取り組む国内で初めての授業が公開されました。

 この小学校ではNTT東日本の協力で、4年生78人が去年10月から毎晩、睡眠計測装置をパジャマに装着し、睡眠のデータを取得してきました。

 そのデータを使って睡眠を改善する授業を週に2回程度行い、22日にその成果を発表しました。

小学4年生
「眠りやすい光は明るい色、暖色系の光です。まぶしさを感じない、ほんのりとした明かりがいいです」

小学4年生
「(睡眠時間は)元々は9時間だったけど、今は11時間ぐらい」
「早く寝たら健康に良くなっているような気がします、私も」

 NTT東日本は、睡眠の大切さとデータ分析の方法を学ぶ同様の授業を他の学校にも広げたいとしています。

 日本人の睡眠時間は大人も子どもも世界で最も短いとされ、特に小学生の睡眠時間は年々減っているということです。

こちらも読まれています