マイナカードで避難所の入所手続き時間が10分の1に デジタル庁が実証実験[2024/02/29 05:53]

 災害が発生した際にマイナンバーカードを使って避難所の運営などを行う実証実験が行われました。

 実験では大雨で堤防が決壊したという想定で避難所の入所手続きをマイナンバーカードと顔認証で行ったり、LINEの機能を使って避難している人のアレルギーや体調などの情報を収集、分析したりしました。

 実際の避難所では手書きでの作業が中心で業務の効率化が課題となっていますが、今回の実験ではマイナンバーカードを使うことで手続きにかかる時間が10分の1程度になりました。

 デジタル庁は検証の成果を自治体が運営する実際の避難所にも生かせるようにしていく方針です。

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