2060年の1人あたりGDP 主要先進国で最低レベル[2024/02/29 22:27]

 政府は人口減少が続いて生産性が低いままだと2060年の1人あたりのGDP(国内総生産)は主要先進国の中で最低水準になるという試算を示しました。

 内閣府は29日の経済財政諮問会議で、2060年の1人あたりの実質GDPが6.2万ドルという試算を提出しました。

 生産性の上昇率が0.5%と現状の低い状態が続き、女性が生涯に産む子どもの数を示す出生率を1.36程度と仮定しています。

 高齢者の労働参加が進むことも想定していますが、実質GDPは主要な先進国の中で最低水準になるということです。

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