10〜12月期GDP 2期ぶりプラス成長に転換[2024/03/11 13:50]

 去年10月から12月までのGDP=国内総生産の実質成長率が、速報値のマイナス0.4%からプラス0.4%に上方修正されました。

 内閣府が発表した去年10月から12月までの実質GDPの改定値は前の3カ月と比べてプラス0.1%で、年率換算でプラス0.4%でした。

 先月発表された速報値は年率換算でマイナス0.4%でした。

 最新の統計を反映した結果、企業の「設備投資」が速報値のマイナス0.1%からプラス2.0%に転じたのが要因です。

 一方でGDPの半分以上を占める「個人消費」はマイナス0.3%と速報値から0.1ポイント下がっています。

 2期ぶりにプラスとなりましたが、能登半島地震や自動車メーカーによる不正問題の影響もあり、1月から3月のGDPもプラスになるかは不透明です。

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