日経平均 先週末比868円安で取引終える 今年最大の下落幅[2024/03/11 15:45]

 日経平均株価は取引開始と同時に下落し、一時1200円近く値下がりました。終値も先週末より868円安く、今年最大の下落幅となっています。

 11日の東京株式市場日経平均株価は、先週末ニューヨーク市場が半導体関連株を中心に下落した流れを受け、取引開始から値下がりが続きました。

 日銀の金融政策決定会合を来週に控え、マイナス金利解除への期待が高まっていることから円高が進んでいて、輸出関連企業の株価下落も押し下げ要因となりました。

 これらを受け、日経平均は一時1200円近く値下がりし、終値も先月まで34年にわたって最高値だった3万8957円を割り込む3万8820円で取引を終えています。

 市場関係者はこれまでの急ピッチな上昇で多少なりとも過熱感はあったとする一方、FOMCや日銀の会合など来週大きなイベントを控えていることからの動きが大きいとの見方を示しています。

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