日産“下請けいじめ”問題 内田CEOが謝罪[2024/03/13 15:35]

 下請法違反にあたる行為があったとして、公正取引委員会から再発防止を勧告された日産自動車の内田誠CEO(最高経営責任者)が謝罪しました。

内田誠CEO
「社会に対して、関連業界の方に対して、また、従業員に対して、すべての皆様に対して大変なご迷惑をお掛けしたことをおわび申し上げたい」

 公正取引委員会によりますと、日産は2021年1月から2023年4月にかけて、タイヤホイールなどの部品を製造する下請け事業者36社に対して事前に取り決めた金額から一方的に納入代金を引き下げていました。

 減額分は合わせて30億円に上り、公正取引委員会は下請法違反にあたるとして再発防止などを求める勧告を出しました。

 日産は減額分は全額返金したとしていて、内田CEOはサプライヤーとの信頼関係をきちんと再構築していきたいと話しました。

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