脱炭素化の切り札 浮体式洋上風力発電で大手エネルギー企業などが企業連合設立へ[2024/03/14 10:57]

 次世代の再生可能エネルギーの1つとして注目されている浮体式洋上風力発電の共同開発を行うため、エネルギー関連企業などが連携して研究するための組合を設立することが分かりました。

 浮体式洋上風力は、海上に風車を浮かべて発電するシステムで、水深が深い海域でも設置できるため、世界で研究開発が進められています。

 関係者によりますと、組合には東京電力や東京ガスなどの大手エネルギー企業だけでなく、幅広い業界から参画するということです。

 組合では、浮体式洋上風力を低いコストで大量生産するための基盤的な技術を研究開発していくことにしています。

 脱炭素化に向け再生可能エネルギーの重要性が増すなか、各社が連携して研究を進めることでこの分野で世界をリードしていく狙いもあります。

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