KDDI 生成AIで国内スタートアップ「イライザ」と資本業務提携[2024/03/18 18:50]

 KDDIは生成AIの普及を目的に日本のAIスタートアップ企業と資本提携すると発表しました。

 KDDIが提携を結んだのはAI研究の第一人者・松尾豊東大教授の研究室メンバーが立ち上げ、2019年から生成AIの研究開発を行っているスタートアップ企業「イライザ」です。

 イライザはアメリカのメタ社が公開した大規模言語モデルをベースに日本語に特化した生成AIを発表していて、性能の指標となる「パラメーター」は約700億に上り、世界トップクラスの技術に相当します。

 この生成AIを使えば、他の言語モデルの日本語版では答えられないような複雑な日本語による質問に答えたり、与えられた設定のキャラクターになりきった状態で答えたりと、より高度な作業が可能になるということです。

 KDDIは今後、1000億円規模の投資を行うとしています。

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