経団連会長「いい時期にいい判断」日銀の政策転換に[2024/03/19 20:13]

 日本銀行がマイナス金利の解除などを決めたことについて、経団連の十倉会長は「非常に良い時期に良い判断をした」と評価しました。

経団連 十倉会長
「マイナス金利こそなくなりますが、経済への大きなインパクトはないと思います。非常にスムーズに良い時期に良い判断した」

 十倉会長は日銀が極めて緩和的な政策を続けるとしていることから、市場に大きな影響はでなかったとしました。

 ただ、為替市場で一時、1ドル=150円台まで円安が進んだことについては「日本の実力を反映したものではない」として、様子をみたいと話しました。

 今後、企業の借入金利に上昇圧力が掛かる可能性があることについては、大規模緩和という「ぬるま湯の時代は終わった」として、企業に対して技術革新などによる成長を促しました。

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