“脱炭素”航空燃料「SAF」 原料の使用済み食用油の回収を東京都が強化[2024/03/24 23:38]

 東京都は、環境に優しい航空燃料「SAF」の原料となる使用済み食用油の回収を強化すると発表しました。

 SAFは二酸化炭素の排出量が通常の8割ほど削減でき、脱炭素への貢献が期待されています。

 しかし、原料となる使用済み食用油は多くが廃棄されたり海外に輸出されたりしていて、回収が課題となっていました。

 都は今回新たに、家庭で使用された食用油をマンションやガソリンスタンドなどで回収するキャンペーンを始めます。

 来年には大阪府堺市で国内初の大規模なSAFの工場が稼働する予定で、国産のSAFの製造が本格的に始まります。

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