【速報】34年ぶり円安水準受け 財務省など3者が緊急会合「あらゆる手段を排除せず」[2024/03/27 19:11]

 円相場が一時1ドル=152円近くになったことを受けて財務省と金融庁、日銀の幹部が急きょ会合を開き、為替介入も辞さない姿勢を確認しました。

財務省 神田財務官
「最近の円安の進展はファンダメンタルズに沿ったものとは到底言えず、円安の背景に投機的な動きがあることは明らか。行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せずに適切な対応を取って参ります」

 会合は27日午後6時20分ごろから約20分間、行われました。

 このなかで日銀は「為替市場の動向が経済物価見通しに大きな影響を及ぼす場合には当然、金融政策としての対応を考えていく」との姿勢を示したということです。

 3者による会合は1ドル=140円台になった去年5月以来で、為替介入も辞さない姿勢を強く示すことで、急激な円安の動きを牽制(けんせい)する狙いがあるとみられます。

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