臨海部のタワーマンション販売活動休止 コンクリート強度検査受け[2024/04/04 16:15]

 東京の臨海部に建設中のタワーマンションで使用するコンクリートのサンプルの一部の強度が不足していたとして、販売活動が休止されたことが分かりました。

 販売活動を休止しているのは、東京・中央区豊海の大規模再開発事業の一環として去年1月に着工した地上53階建ての2棟のタワーマンションです。

 設計と施工を担当する清水建設によりますと、コンクリートの強度を調べるサンプル検査をしたところ、一部が定めた数値に達していなかったということです。

 これによって強度の再確認などが必要となったため、マンションを販売する三井不動産レジデンシャルなどはモデルルームへの案内や受付を休止し、今月下旬から予定していた販売を延期しました。

 再開時期は未定だとしています。

【総戸数2046戸、うち1509戸が一般販売対象】

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