株反落 3週間ぶり終値3万9000円割り込む[2024/04/06 09:11]

 5日の日経平均株価は、前の日より781円安い3万8992円で取引を終えました。

 4日のニューヨーク市場では、中東情勢の緊迫化や原油高への懸念から、ダウ平均株価など主要な3つの指標すべてが大幅に下落しました。

 その流れを受けて、5日午前の取引開始直後から値下がりし、下げ幅は一時、1000円に迫る場面もありました。終値が3万9000円を下回るのは、およそ3週間ぶりです。

 そんななか、日本時間の5日、アメリカの3月の雇用統計が発表されました。

 農業分野以外の就業者数は、前の月と比べて30万3000人の増加となり、市場の予想を大きく上回る結果になりました。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾主席研究員
「雇用統計の結果を見る限りでは、週明けに反発しやすいと思う。ただ、中東情勢という不透明要因は残っているので。週末のイランの出方次第では、まだ不安定な状況は続きかねない」

(「グッド!モーニング」2024年4月6日放送分より)

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