1ドル=153円台 約34年ぶり 財務大臣「あらゆるオプション排除せず」[2024/04/11 10:43]

 外国為替市場の円相場が一時、1ドル=153円台とおよそ34年ぶりの円安水準となったことを受け、鈴木財務大臣は「あらゆるオプションを排除せず適切に対応する」と市場を強く牽制(けんせい)しました。

鈴木財務大臣
「我々が見ているのは152円になった、153円になったという数字だけではなくその背景についても分析する。行き過ぎた動きに対しては、あらゆるオプションを排除することなく適切に対応していきたい」

 円相場は、アメリカの消費者物価指数の上昇率が予想を上回ったことで一時、1ドル=153円台まで円安が加速しました。

 ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感も強く現在も152円台後半で推移しています。

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