為替乱高下…日経平均先物“上げ幅”縮小[2024/04/30 07:00]

 大型連休でも取引が続く日経平均先物は、円安の流れを受けてグングン上昇。一時、800円以上値上がりしました。

 しかし29日午後に入って、一気に5円以上円高に進んだことから急速に上げ幅を縮小。その後は3万8400円をはさんで、もみ合う展開となりました。

三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩さん
「円高が進んだとはいえ、154円、155円の水準ですので、業績に深刻なダメージを与えるような水準ではない。市場参加者が少なかったということを踏まえると、これぐらいの動き」

 30日からマーケットが再開される日経平均株価への影響について聞きました。

市川さん
「ドル/円の動きを睨(にら)みながら、かなり神経質な値動きになると思う。ドル/円の上下の値幅が大きくなるという局面では、日経平均もそれにつれて上下の値幅が、振れ幅が非常に大きくなるという展開が予想される」

 一方、先ほど取引を追えたアメリカ・ニューヨーク市場では、ダウ平均が146ドル上昇。日経平均先物は420円高い3万8320円まで上昇しています。

(「グッド!モーニング」2024年4月30日放送分より)

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