4月の首都圏新築マンション価格 2カ月連続下落も7400万円台の高水準[2024/05/21 15:55]

 4月の首都圏の新築マンション1戸あたりの平均価格は7412万円と、1年前から300万円余り下落しました。しかし、2年前からは1000万円以上、上昇していて、依然として高い水準です。

 不動産経済研究所によりますと、4月に発売された首都圏の新築マンションの平均価格は2カ月連続で前の年を下回る7412万円でした。

 下落した要因は去年、東京23区内で超高額物件が販売された反動によるもので、それでも2年前の価格に比べると1000万円以上高くなっています。

 東京23区の平均価格も9168万円と去年より2割以上、下落しましたが、2年前を1800万円余り上回りました。

 今後については、23区の需要の強さや工事費の上昇が続いているため「市場全体として価格が下がる要素はない」と分析しています。

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