震災経験した高校生が能登復興支援 「助け合い・つながり」学ぶ[2024/06/02 12:28]

 過去に震災に見舞われた地域と石川県の高校生らが自分たちが開発した商品などを販売し、能登半島の復興を支援するイベントが横浜市で行われています。

石川県立輪島高校3年 山中耀さん
「(Q.今、生活で困っていることは?)困っていることはそんなにないですけど、早く仮設(住宅)に入りたいというだけで、普通の暮らしに早く戻りたい」

石川県立輪島高校3年 森田心優さん
「もしかしたらまた違う地方で(大地震が)あったら、今助けてもらっているので助けてあげようって思っています」

 このイベントには、神奈川県内の10校と能登半島の輪島高校と飯田高校、それに震災を経験した熊本県、宮城県、兵庫県の高校生が参加しました。

 2日間で延べおよそ200人が、自ら開発した食品や特産品などを販売し、収益は能登の被災地に寄付します。

「高校生能登応援商店街」実行委員長 神奈川県立平塚農商高校3年 森花蓮さん
「東日本大震災とか能登半島地震とかあって、自分も何かやりたいと思っていたことが第一のきっかけです。(被災地の生徒と)積極的に話し合っていきたいと思っています」

 被災地から来た各校は、復興の状況や震災時の対応などを発表しました。

 主催者は、高校生同士が地域を超えてつながり、今後の災害で助け合うことができるとしています。

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