梅不足“危機的”状況…カメムシ&ひょう被害で[2024/06/17 09:30]

 日本一の梅の産地・和歌山県の紀南地方では、梅の高級品種「南高梅」の収穫が最盛期を迎えています。しかし…。

梅農家 寄本裕貴さん
「今年の梅の出来は非常に少ない。15年やってきているけど、ここまで不作なのは経験ない。初めて」

 今年は暖冬の影響で梅の開花が早まって受粉がうまくいかず、もともと実が少ない傾向にありました。

 さらに、3月に降ったひょうで多くの実が傷付いたほか、大量発生しているカメムシによる被害も重なり、かつてない不作になったということです。

 収穫量は例年の6割ほどを見込んでいますが、さらに少なくなる可能性もあるということで、店頭価格は例年の倍以上となっているところもあります。

(「グッド!モーニング」2024年6月17日放送分より)

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