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関税を巡って訪米していた赤沢経済再生担当大臣が帰国し、医薬品や半導体への関税について今後も「働き掛けを続ける」と強調しました。
赤沢経済再生担当大臣
「(関税が)引き下げになったとはいえ、関税はかかり続けますし、これから出してもらわないといけない大統領令もありますので、働き掛けをしっかり続けます」
10回目となった赤沢大臣の訪米中、トランプ大統領は自動車関税の引き下げや相互関税の特例措置に関する大統領令に署名しました。
さらに、日米で対米投資に関する覚書や合意内容についての共同文書も公表し、日米協議は大きく進展しました。
ただ、赤沢大臣は「決着はついていない」と述べ、今後も日本を医薬品や半導体分野で最恵国待遇とする措置について大統領令として発出するよう働き掛けると強調しました。
また、関税が日本経済に与える影響については2週間以内に大統領令が適用され、税率が変わることも含めて分析し、「必要な対応を取っていきたい」としています。
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