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今年7月から9月の大企業の景況感を示す指数は、AI(人工知能)向けの半導体の需要増加などを背景に2期ぶりにプラスになりました。
財務省などが3カ月ごとに行っている法人企業景気予測調査によりますと、7月から9月の景況感を示す指数は大企業の全産業でプラス4.7となり、前回のマイナス1.9から2期ぶりにプラスに転じました。
AIや自動車に使われる半導体の需要が高まっていて、製造業も3期ぶりのプラスとなりました。
また、アメリカの関税政策については「関税率が決まったことで不透明感が払拭された」など、前向きな声が多かったということです。
今後の見通しは価格転嫁の進展などが見込まれることから全産業でプラスとなっています。
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