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AIを活用したオンライン授業を地方の高校に導入して、教育の地域格差を解消しようとする取り組みが始まります。
オンライン家庭教師のサービスを展開するバンザンは、国内で初めてAIがオンライン授業を評価するシステムを導入して全国およそ4万人の教師にフィードバックしています。
これまで5年間で40万回の授業をAIが学習して、学習効果の高い授業の傾向が分かってきたということです。
バンザン 山田博史社長
「(良い授業は)会話量が多いということと、最初に若干アイスブレイクをして前の授業の復習をして説明・演習を繰り返し、最後に締めくくる。これを高速で行っているんですね」
バンザンは7月に和歌山南陵高校と教育連携協定を結んで、来年4月から通信制の生徒に対するオンライン授業を行うと発表しました。
和歌山南陵高校 甲斐三樹彦理事長
「学校から今度は塾に行かなければいけないとか、親御さんの負担軽減につながるんじゃないかなと」
地方と都市の教育格差の解消や通信制高校生の難関大学への進学につながるとして期待を寄せています。
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