1
今年上半期に全国の税関で押収された不正薬物が、初めて2トンを超えました。なかでも大麻が大幅に増えています。
財務省によりますと、今年6月までの全国の税関における不正薬物の摘発件数は531件で、押収量は前の年より3割以上多い2073キロに上りました。
上半期で2トンを超えるのは初めてです。
特に大麻の押収量は1332キロと、8倍以上に増えました。
6月には東京港に到着した貨物船からおよそ1トン、末端価格52億円相当の乾燥大麻が見つかったほか、福岡空港では、客のスーツケースから液体のTHC類製品およそ4.8キロが摘発されました。
若年層を中心に大麻が広がっていることが一因とみられます。
広告