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経団連の筒井会長は出身企業である日本生命の社員が出向先の情報を不正に持ち出した問題について改めて謝罪し、「適切に社内処分を進める」と述べました。
経団連 筒井義信会長
「お客様、そして広く社会にご迷惑とご心配をお掛けしております。深くおわびを申し上げる次第であります」
日本生命は12日、金融機関に出向していた社員による不正な情報の持ち出しが約6年間で合わせて604件確認されたと発表しました。
筒井会長は情報の持ち出しが行われていた期間と自身の日本生命の会長在任の期間が一部、重なっているとして、「事象を検知して是正できなかったことを重く受け止めなければならない」と述べました。
また、組織としての対応にも課題があったとして「役員も含めた社内処分を適切に進めていく」と強調しました。
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