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NTT東日本と西日本は固定電話に使われる「メタル回線」を段階的に廃止すると発表しました。
固定電話に使われるメタル回線は1890年に電話サービスが始まって以来、日本の通信インフラを支えてきました。
しかし、携帯電話や光回線の普及を背景に過去20年余りで契約者数が約80%、通信時間が約96%減少したということです。
NTT東西は設備の維持が難しくなったとして携帯電話や光回線を使ったサービスに段階的に移行し、2035年ごろの完了を目指すとしています。
移行にかかる初期費用や工事費は無償ですが、移行までの間のメタル回線の基本料は来年4月から住宅用で220円値上げとなります。
該当する利用者には11月以降、案内が届くということです。
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