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来年春に入社する学生の内定式が大手金融機関や航空会社で行われました。「売り手市場」のなかで内定者とのつながりを深めるイベントも開催されました。
みずほフィナンシャルグループの内定式では親睦を深めるため、内定者約1000人と社員が「同時に折り紙のハートを作った最多人数」というギネス記録に挑戦しました。
1065人で記録を更新し、認定されました。
みずほ銀行内定者
「今後、この仲間たちと一緒に頑張っていこうという強い気持ちが生まれました」
一方、三井住友銀行では約670人が内定式に参加しました。
優秀な人材を確保するため、来年4月の新入社員の初任給を30万円に引き上げるほか、来年1月をめどに年功序列を廃止するなど新たな人事制度を導入する方針です。
2026年度の採用では応募が5割近く増えたということです。
航空大手ANAでは総合職や客室乗務員、自社養成パイロットなどの内定者が式典に臨みました。
内定者数は800人を超えて2018年以来、7年ぶりにコロナ禍前の水準に戻りました。
客室乗務員内定者
「とてもワクワクする気持ちと同時に、来年からお客様方の命を預かる仕事を担うということで身が引き締まる思いでございます」
自社養成パイロット内定者
「安全というものを絶対条件に守り続けられるようなパイロットになれるようになりたいなと思っています」
ANAはこの1年、欧州3路線を新規就航するなど国際線の拡大を進めていて、コロナ禍前の運航規模の回復を目指し、採用も積極的に行っているということです。
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