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外国為替市場で円安が進み、円相場が一時、1ドル=150円台の節目をつけました。およそ2カ月ぶりの円安水準です。
4日の自民党総裁選で高市新総裁が誕生したことで、積極政策による財政悪化への懸念から急速に円を売る動きが広がりました。
外国為替市場で円相場が節目の1ドル=150円台となるのは8月上旬以来、およそ2カ月ぶりです。
また、対ユーロでは1ユーロ=175円台後半まで円安が進み、1999年に導入されて以降の最安値をつけました。
市場関係者によりますと、日銀による年内の利上げ観測が後退していることも円安が進む要因になっているということです。
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