1
日米関税交渉を踏まえて、日本政府がアメリカの自動車メーカー「フォード」のピックアップトラックを公用車として導入する案を検討していることが分かりました。
複数の政府関係者によりますと、政府はアメリカのフォードの「Fー150」を国土交通省の地方整備局に導入し、工事や道路のパトロールに使うことなどを検討しています。
ただ、フォードは2016年に日本から撤退していて、点検や修理に課題もあります。
自動車を巡っては昨年度、日本からアメリカへの輸出台数は139万台を超えた一方、輸入は1万5000台ほどにとどまっています。
トランプ大統領はこうした状況に強い不満を示していて、日米関税交渉では主要な論点となりました。
今月27日からはトランプ大統領の来日が調整されていて、日本側が関税交渉の合意内容の進捗(しんちょく)状況とあわせて説明するとみられます。
広告