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政局の不透明感への懸念から3連休明けの日経平均株価は一時、700円を超えて下落しました。
(経済部・横山純子記者報告)
市場にとって想定外だった公明党の連立離脱で「高市トレード」から一転、売りが先行しています。
投資家
「もっと(株価が)下がるかと思ったんですけれど、この不安定のまましばらくいくんじゃないですかね」
高市総裁の財政政策への期待などから、日経平均は先週だけで2300円ほど値上がりしました。
しかし、公明党の連立離脱で政局の不透明感が強まり14日は一時700円を超える下落となりました。
ただ、市場で予想されていたほどの大幅下落には、今のところなっていません。
背景には、野党が政権をとったとしても、「拡張的な財政政策は変わらない」との見方があるほか、今後の値上がりを見込み、下落したタイミングを狙った買いが広がっていることがあるとみられます。
政局への不安と、株価の上昇トレンドは変わらないとの強気の見方が交錯しています。
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