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                         鈴木農林水産大臣はコメの価格が高止まりしている現状について、割安な価格を含めた消費者の多様なニーズに応えられていないとの認識を示しました。
鈴木農水大臣
「現状で言うと多様なニーズ、多様な価格帯のものに対するニーズには残念ながら応えきれていないということだろうというふうには認識をしております」
 先月31日に発表されたコメ5キロあたりの平均販売価格は、5月中旬に付けた最高値に迫る4208円でした。
 鈴木大臣は「価格にはコメントしない」としながらも、現状は割安なコメを含めた消費者の多様なニーズに応えられていないとの認識を示しました。
 農水省は需給を安定させ、結果として多様な価格帯のコメが生産されるように取り組んでいく必要があるとしています。
 備蓄米については「過剰感がある場合に買い入れる選択肢を持つことは取り得ない」と強調しました。
 来年6月末の民間在庫量はここ10年間で最大となる見通しですが、過去の反省を踏まえて「過剰感があるからといって市場から買い入れると生産現場への誤ったメッセージになる」との考えを示しました。                      
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