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5日の東京株式市場も日経平均株価は下げ幅が一時2400円を超える大幅な値下がりとなり、5万円の大台を割り込みました。
5日は下げ幅の大きい上位3社だけで日経平均は1000円以上、下げています。
5日の東京株式市場では、ソフトバンクグループやアドバンテストなどこれまで株価の上昇を牽引(けんいん)してきたAI(人工知能)・半導体銘柄を中心に売りが広がりました。
市場関係者は「この1週間程度で2500円以上、上げるなど急上昇・過熱感が続いていた。いつ反動が起きてもおかしくない状況だった」と話します。
きっかけはアメリカで複数の著名な投資家が株価の過熱感に懸念を示したとの報道です。
4日のニューヨーク市場でハイテク株を中心に構成されるナスダックが大きく値下がりしたことが影響しました。
ただ「一時的な過熱感が払拭されただけ」との指摘も出ていて、値下がりした銘柄は約6割にとどまっています。
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