経済

グッド!モーニング

2025年11月10日 09:50

日経平均調整局面 5万円台維持は? 今週は株価の値動き左右する注目企業の決算控え

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 先週の東京株式市場はAI・半導体関連銘柄を中心に売りが先行し、日経平均株価は節目の5万円を一時割り込みました。

 7日の終値は前日より607円安い5万276円でした。

 アメリカ市場ではAI関連株の割高感が意識され、ダウ平均株価やナスダック指数は下落傾向にあり、東京市場にも影響を及ぼしています。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏
「先週からアメリカでハイテク株が売られ始めた。ナスダック指数が3%下落したり、日経平均も売りが優勢になったりして、一時5万円を下回る場面もありました。ソフトバンクグループなどAI関連株に売りが膨らんだ格好」

 今週は株価の値動きを左右する注目企業の決算が控えています。

井出氏
「火曜日に発表されるソフトバンクグループの決算ですね。この内容が良ければ、日経平均が再び5万円を超えて、上昇基調を取り戻す可能性もあるんですけれども、一方でアメリカ市場でハイテク株・AI半導体関連株への売りが止まってくれないことには、仮にソフトバンクグループの決算が良くても、そう簡単に日経平均だけが上昇する展開にはなりにくいと思います」

(「グッド!モーニング」2025年11月10日放送分より)

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