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今年度上半期の日本の経常収支は17兆5000億円を超え、過去最大の黒字となりました。
財務省が発表した国際収支速報によりますと、海外との総合的な取引を示す4月から9月の経常収支は17兆5128億円の黒字でした。
黒字幅は前の年から2兆1610億円拡大しました。半期として過去最大です。
最大の要因は、貿易収支が4年ぶりの黒字(494億円/+2兆4095億円)になったことです。
半導体製造の世界最大手、TSMCが熊本で量産を始めたことなどを背景に、半導体関連の輸出が大幅に伸び(+3263億円)、輸出全体を押し上げました。
一方で、輸入はエネルギー価格の下落で減少(▲2兆832億円)しました。
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