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10月のデパートでの売上高が円安や訪日外国人客の増加などを背景に10月として過去最高を更新しました。
日本百貨店協会によりますと、10月のデパートの売上高は去年の同じ月と比べて4.3%増え、約4668億円でした。
円安の影響で時計や貴金属など高額品が多く買われたほか、中国の大型連休「国慶節」などが影響し訪日外国人客が増加したことなどが全体を押し上げました。
訪日外国人客による免税の売り上げは去年と比べて7.5%増の546億円と8カ月ぶりにプラスに転じました。
購買客数も中国や台湾を中心に増えたということです。
懸念されている日中関係の影響について、日本百貨店協会の西阪専務理事は「現時点で報告できるような事象は確認できていないものの、注視していきたい」と述べるにとどめました。
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