経済

2025年11月27日 16:51

12月使用分電気料金7社値上がり 石炭・原油価格が上昇 ガス4社は値下がり

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 12月使用分の電気・ガス料金が発表されました。電気料金は大手10社のうち7社が値上がり、ガス料金は大手4社とも値下がりです。

 大手電力会社10社が発表した12月使用分の電気料金は使用量が平均的な家庭で7社が値上がりします。

 北海道電力で25円高い9376円、東北電力で10円高い8511円、北陸電力で23円高い7519円、中国電力で29円高い8121円、四国電力で23円高い8345円、九州電力で12円高い7466円、沖縄電力で39円高い9062円です。

 関西電力は先月と同じ7791円で、東京電力は前の月から5円値下がりして8634円、中部電力は18円安い8285円となります。

 原油と石炭の価格が上昇した一方で、LNG(液化天然ガス)の価格が下落したことから料金に違いが出ました。

 一方、都市ガスはLNG価格の下落で大手4社とも2カ月連続で値下がりします。

 使用量が平均的な家庭で東京ガスが前の月から32円安い5651円となるほか、大阪ガスで30円安い6205円、東邦ガスで29円安い6482円、西部ガスで24円安い6422円となる見通しです。

 政府は来年1月から3月の3カ月間、電気・ガス料金を支援し、標準的な家庭で7000円程度の補助になるとしています。

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