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円安が続くなかでも年末年始に海外旅行へ出かける人の数が回復し、コロナ前と同じ水準になる見込みです。人気の旅行先も近場から遠方にシフトしています。
旅行大手JTBによりますと、年末年始=今月20日から来年1月5日に1泊以上の旅行に出掛ける人の総数は前の年から2.5%増えて3987万人に上ります。
このうち国内旅行は3886万人で、1人あたりの平均費用は4万4000円です。
一方で、海外旅行をする人は去年より30%以上増加し、100万人に上ります。
さらに、平均費用も27万5000円と2000年の調査開始以来、最も高い金額です。
日の並びが良いことに加えて円安水準に慣れたことや円高に戻ることへの期待感が薄れたことなども背景にあるとみられます。
旅行先については去年は韓国や台湾など比較的近い場所が人気だったのに対し、今年はハワイやヨーロッパへ行く人が増えているということです。
海外旅行へ行く人の数はコロナ前とほぼ同じ水準まで回復しています。
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