1
イラン情勢の長期化を懸念して、外国為替市場で円安が進むなか、財務省の三村財務官が「そろそろ断固たる措置も必要になる」と市場を強く牽制(けんせい)しました。
三村淳財務官
「原油先物市場に加えて、為替市場においても投機的な動きが高まっているという声が聞かれる。この状況が続けば、そろそろ断固たる措置も必要になると考えております」
外国為替市場では27日、イラン情勢の長期化への懸念から円相場が1年8カ月ぶりに1ドル=160円台まで下落しました。
基軸通貨とされるドルを買う「有事のドル買い」のほか、原油の先物価格の上昇で日本の貿易赤字が拡大するという見方から、円が売られやすい状況です。
三村財務官は2024年に就任して以来、初めて「断固たる措置」という強い表現を使って市場を牽制し、「我々の照準は全方位に向けている」とも述べました。
発言後、市場では為替介入への警戒感がより高まり、円相場は一時159円台まで円高が進みました。
広告